トリキュラーを飲み忘れたらどうすればいいの?

紙を出す医者

内服タイプの医薬品には、飲めばすぐに症状を緩和させる効果があらわれるものと、継続して服用することではじめて効果が発揮されるものの2種類があります。
後者に該当する医薬品を服用する場合は、飲み忘れに注意する必要があるのは当然ですが、万が一飲み忘れてしまったときの対処法を知っておくことも重要です。
代表的な経口避妊薬の一つであるトリキュラーは、まさに服用を続けることで効果が維持される医薬品にあたりますが、もし飲み忘れてしまった場合にはどのように対処すれば良いのでしょうか。

対処法を覚える前におさえておきたいのは、トリキュラーを飲み忘れても健康が著しく害されることはほとんど無いということです。
女性の中には生理症状を緩和させるために用いている人がいますが、トリキュラーは基本的には病気を治すための医薬品ではありません。
飲み忘れると避妊効果が低下して妊娠する可能性が高くなりますが、日常生活で支障をきたすようになるわけではないので、飲み忘れたとしてもあまり深刻に考えずに次の服用のタイミングを待ちましょう。

トリキュラーを服用し忘れたときの対処法は、飲み忘れに気がついたタイミングがいつなのかによって異なります。
まず、本来飲むべきタイミングから24時間が経たないうちに気がついた場合は、すみやかに飲み忘れた錠剤を服用し、次回から元のタイミングでの服用に戻します。
気がついた時間帯によっては1日に2回服用することになりますが、効果の面で特に問題が起きることは無いので、気にせず服用しましょう。

28錠タイプのトリキュラーを使用している場合は、22日目から28日目の間は飲み忘れても特に問題はありません。
なぜかというと、この期間に飲む錠剤はプラセボで有効成分がまったく含まれていないためです。
仮に22日目からの7日間すべて飲み忘れてしまったとしても、次の28日間のサイクルが始まる日に服用を再開することができれば全く問題はありません。

24時間以内に気づかず2日連続飲み忘れたら服用中止

もし、本来服用するべきタイミングから24時間が過ぎた後にトリキュラーの飲み忘れに気がついた場合はその時点で飲むのを中止し、次の月経が来たら新しいシートを取り出して28日間のサイクルでの服用を再開します。
シートに錠剤がまだ残っていた場合は手を付けないようにし、新しいシートは服用を開始する直前まで包装を解かないように注意しましょう。

また、正しく服用をしていると思い込んでいたのに数日経ってシートを見た時に飲み忘れに気がつく、いわゆる飛ばし飲みと呼ばれるケースもあります。
これも24時間以上飲み忘れに気がつかなかったケースに該当しますが、こちらの場合は先に述べた方法をとって次の月経まで服用を中止することも、服用を中止せずそのまま飲み続けることもできます。
ただし後者を選んだ場合、飛ばし飲みを起こしたことで望まぬ形で妊娠してしまう可能性が高まっているため、次の生理が来るまでの間はきちんと対処しなければなりません。

もし、飛ばし飲みをしたと思われる日以降に1度も性行為をしていなかった場合、その時点では妊娠をする可能性はほとんどゼロです。
トリキュラーの避妊効果は不十分な状態が続いている可能性があるので、念のため次の生理までの間は性行為時に他の避妊法と併用するか、性行為自体を一切しないようにします。

一方、1度でも性行為をしてしまった場合、他の避妊法と併用していたのであれば妊娠してしまう可能性は極めて低いです。
しかし、トリキュラーのみで避妊をしていた場合、気がついた時期によっては排卵が起きて妊娠までのプロセスがはじまってしまいます。
既に妊娠に至っている可能性があるため、すみやかに産婦人科のある医療機関を訪れて医師に相談する必要があります。